プロジェクト

島の酒
2019.02.05

酒蔵探訪&島のごっつおモニターツアー レポート1

2月2日、3日に、「酒蔵探訪&島のごっつおモニターツアー」を開催いたしました。
初の試みということで、主催者側もドキドキでしたが、参加者のご協力で終始和やかに行われました。



まずは、能登島の酒の奉納に立ち会いました。
能登島向田町にある伊夜比咩神社に、酒米生産者、町会長の皆さん、地域づくり協議会の方々、酒造会社の方が集まり奉納が行われました。
モニターツアー参加者の方も同席させていただきました。

奉納の後には盃で新酒をいただきました!

奉納後、バスで1時間かけて、能登島の酒を醸造する能登町の「数馬酒造」に移動。


100%自家精米が自慢の数馬酒造さん。


ギャラリーもあり、動画での会社紹介も見せていただきました。


そして酒蔵内へ。
ヒンヤリ感と、酒の酵母の香りがふんわりして、なんとも言えない冬の酒蔵の雰囲気です。

数馬社長自ら蔵内を案内して頂きました。


酒蔵見学後には、併設されているショップで飲み比べの試飲会。
飲み比べは楽しい!そして酒蔵で飲む酒はひときわ美味です。

お次はお隣珠洲市にある「宗玄酒造」へ。
コチラは、店舗のみの見学でしたが、しっかり試飲もさせて頂きました。



そして再び能登町に戻り、「松波酒造」へ。
女将が到着を待っていてくれました。


ノスタルジー漂う店内で試飲させて頂きました。
自ら県内外でお酒の販売に出向く女将は、さすが、お話し上手!
参加者もすっかり引き込まれていました。


3カ所の酒蔵を回り、それぞれの酒の味を堪能した参加者の皆さん。
また1時間かけて能登島まで戻りました。

そしていよいよ夜ご飯!
伊夜比咩神社の目の前にある、「島宿せがわ」です。
夜のメニューは、今が旬のタラ料理。

かつては、能登島の漁港を埋め尽くすように採れていたというタラ。
産地だからこそ、新鮮なタラが食べられるので、身や白子はもちろん、肝臓、胃袋、エラなど様々な部位を食べる文化があり、今回も余すところなく食べるということをお皿で表現して頂きました。

島宿せがわさんの座敷にある屋台。
そこでご主人が特別にタラを捌くショーをしてくださいました。

お鍋に最初に入れるのは輪切りにした真子。
グツグツ湧いたお鍋にくぐらせると、花が咲いたようにふわっと広がるため、「花咲き鍋」ともいうそうです。

タラ鍋の他にも、タラの煮付け、ふとう(胃袋)のチャンジャ、肝臓の味噌焼き、かげ(エラ)入りのなます、子つけの刺身などなど。


能登島の生酒、火入れの酒を飲みながら、タラ料理を満喫した参加者の皆さんでした。

その2に続く